痛車、と呼ばれる車がある。
普通の車に、アニメや漫画、ゲームといったオタク文化の
キャラクターのイラストを、ペイントしたり貼りつけたりして、
好きなように改造している車の事だ。
これがまたとんでもない外見をしている。
車とは全くそぐわないキャラクターの姿が、
何ともけばけばしく(?)車を覆っていたりするのだ。
ものすごく特徴的な見た目で、一目見たら忘れられない、
思わず二度見してしまう、そんな車になっている。
車には全く興味がない自分ではあるが、
その痛車というのを見ると、なんてもったいないことを、
と思ってしまう。
車の魅力の中には、機能性や燃費といったもの以外にも、
デザイン性というものがある。
だからこそ、ベンツやポルシェといったブランドが
高級車としてもてはやされているのだ。
どんな車であれ、そんなデザイン性があるのに、
痛車はそれを完全に無視し、自分の好きなように車を飾り立てるのだ。
ちょっと違うが、デコトラとか改造バイクも、
やっていることは痛車と同じだと思う。
ああいうのを見ると、自動車メーカーに勤めている人は
悲しい思いをするのだろうな、と想像してしまう。
まあ自分が買った車を、法に触れない程度に好きにするのは、
個人の自由ではあるのだけれど。